折板屋根からの墜落・転落防止
○馳(ハゼ)ピッチ 400mm、450mm、500mm、550mm、600mm ○板厚 0.6mm〜1.2mm
※参考値−ハゼ金具1か所当たり引張許容荷重250kg
屋根材の先端部(切断箇所)が鋭利なため万が一落下した場合、親綱が切れる危険性があるため、親綱が先端部に接触できない距離(A)を設定しています。
支柱の取付スパン(L)と軒先及びケラバの各々の端部から距離(A)を(表1)に示します。
親綱システムは1スパン1人のみ使用出来ます。
安全帯のランヤードは、織ロープ式とし、安全性の確認されたものを用いて、長さを17m以内のものをご使用下さい。
親綱(ポリエステル製)の外径は16㎜以上のものをご使用下さい。(仮設工業会認定品)
親綱に緊張を与えるために親綱緊張器をご使用下さい。(仮設工業会認定品)
屋根傾斜は10%を限度とします。
手摺支柱の間隔(スパン)は2m以内とします。
手すり(上さん)及び中さんは単管パイプ(φ48.6)を使用して下さい。
屋根傾斜は10%を限度とします。
キズ、へこみ及び赤さびによる腐食等、強度の劣化が見込まれる金属折板屋根材には、設置する事は出来ません。
馳(ハゼ)締め加工が終了していない屋根材には使用出来ません。
支柱の上部フックに直接安全帯のフックを取付けることは出来ません。親綱ロープに取付けて下さい。
転落等で一度衝撃を受けたシステム部材の再使用は出来ませんので廃棄して下さい。
馳(ハゼ)締め加工は完了しているか。
支柱のスパン及び端部からの距離は、使用基準の(表1)を満たしているか。
馳(ハゼ)金具のボルトナットにゆるみはないか。
親綱ロープは緊張されているか。
緊張器は緊張した後、ゆるまない機能を備えているか。
馳(ハゼ)金具のボルトナットをゆるみなく本体に固定しているか。